東京・日本橋に家族で泊まれるアパートメントホテル開業、全室36室が2ベッドルーム、キッチン付きのスイートタイプ

アパートメントホテルとは、客室の内部にキッチンがあり、冷蔵庫などの家電製品が設置されている宿泊施設のことを指します。

一般的に、数週間から数ヶ月単位での契約が多く、ホテルに長期滞在するよりも割安です。タオル交換などの清掃サービスがないため、宿泊者は自分で洗濯や掃除をする必要があります。

また、キッチンを利用して自炊することが可能なのもアパートメントホテルの特徴です。

アパートメントという宿泊タイプは、貸アパートのようなものです。基本的な設備はアパートホテルと同じですが、洗濯機や食器、調理器具、掃除用具など、さらに設備が充実しています。アパートホテルとの最も大きな違いは、レセプションがないこと、スタッフがいないことです。施設によっては、限られた時間だけスタッフがいる場合もありますが、ほとんどの場合スタッフはおらず、通常は鍵の受け渡しと、退出時の精算時にスタッフと接するだけです。

大和ハウスグループのコスモスイニシアとコスモスホテルマネジメントは2022年9月29日、アパートメントホテル「MIMARU SUITES 東京日本橋」を開業した。全36室がキッチンやリビング・ダイニング、2ベッドルームを備えたスイートタイプ。広さ57～59平米、定員4～6名で、多世代家族やグループ、海外ファミリーなどの取り組みを図る。

場所は人形町駅徒歩2分に位置。地上11階建てで、2階にカフェラウンジを設ける予定だ。ロビーフロアには食器、本、アートといったライフスタイル雑貨を用意し、ゲストが選んで部屋で使えるようにする。お茶、酒器や鍋料理用のセットなども用意する。

料金は1室1泊平均3万6000円。連泊プランなども設定する。